「信じるものは救われる」とはよく言ったもので、JRAオッズ研究会のメンバーが購入するタイプの馬券は、
疑わずに買う以外に威力を発揮できないという、面白い馬券術です。
「赤ハン」がその象徴たるものです。
馬連の売れ方に対して、極端に単複が売れている馬につく赤い印。これが研究会の代名詞でもあります。
さて、その赤ハンの出現も、1日に一度や二度じゃないところが曲者です。
それ故、来るのか来ないのかが分からないと、所持金はどんどん消えていきます。
そこがこの「赤ハン」の運用の難しいところです。
またその上、赤の前後も考えなければならないので、余計混沌としてきます。
スゴいことはわかっていても、いざ買うとなると・・・というやつです。
私もその一人ではあるので、大きなことは言えませんが、「唯一この時だけは絶対買う」というときがあるのです。
以前、このサイトでも中山ダート1200Mの話をしたことがありますが、そういう
(1)荒れやすいレースで、
(2)Aゾーンに同枠2頭が入り
(3)3頭目の同枠馬が「赤ハン」だったとき
間違いなく買ってます。で、よくきます。
久々にそんなレースに出くわしました。それもシンガリ人気で。
2020年9月12日 4回中山1日目 4R
グラフの形状は、激荒れ予想ではありませんが、「過去のレンジ」の1着歴がシンガリ人気馬にまで及んでいるので、妙味ありと見ました。
先ほどの3つの条件を見て見ましょう。
(1)荒れやすいレース
中山ダート1200は、右端がよく飛んできます。15頭立てなんかだとさらに色気が出ます。
(2)Aゾーンに同枠2頭
シンガリ人気(5)の並行同枠馬は(13)、対角同枠馬は(12)
(3)3頭目の同枠馬が赤ハン
右側に忘れられそうな赤、同枠馬(6)がくっついています。
この3つが揃った以上、シンガリ人気だろうがなんだろうが、買わない手はありません。
馬券は、
後で気づいたのですが、同じ馬券を二度買ってました。
ご覧のとおり、基本は同枠馬を買い、断層の(8)から右端に飛ばしました。
ワイド 5−13 9,530円 5−8 12,730円
ワイドで万馬券という結果でした。
なんとなく後付け感があるという方に、このレースと同じ構造で行われた、直近のレースを貼っておきます。
2020年7月18日 2回福島10R
そっくりなグラフですよね。
短距離、過去レンジ、A2頭+赤ハン、まるっきり同じ構造。