軸馬選び

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軸馬選び

数字とグラフの凹みが教える軸馬

先ほどは、売れ筋馬券が実は軸馬をこっそり教えているというフォーメーションをお見せしました。

続いては、マイナスGAPとブルマンの凹み「谷」です。

マイナスギャップについては、複勝対象馬を選ぶOZKOのセオリーでは、「馬連が売れている割に、単複が売れていない馬」を指しているため、=「ダメ馬」という扱いになっています。

本当にそれだけなのか。。。

日本にしかない「枠連」という馬券が、そもそもの私の同枠理論の出発点です。

なので、主催者が令和の世になってもなお、「枠連」を売り続ける意味を深掘りすると、やはり保険馬なのではないかという考えに至ってしまうのです。

OZKOではダメ馬扱いとなるマイナスギャップ馬を同枠というファクターで、これまで追い続けて来ました。

小難しいことをダラダラ書くより、百聞は一見に如かず。例で見て見ましょう。

●2019年10月20日 東京10R

2019年10月20日 東京10R

OZKOグラフでは、1人気(11)が「不安定」の判定なので、必然的に(4)か(3)が有力になります。

(3)の同枠は、11頭建てでは、並行同枠も対角同枠も(9)1頭なのですが

特に(9)にこれといった特徴や動きも見られません。

一方、(4)は、同枠こそいないものの、対角同枠が(8)、並行同枠が(10)です。

この2頭のグラフ(ブルマン部分)を見てください。2頭とも大きく凹んでいます。

(8)(10)はともに、(4)の保険馬として売れていることがわかります。

また、(8)は11頭中たった2頭しかいないマイナスギャップ馬です。つまり、単複の売れ行きが伴わずに馬連が売れています。

もう一頭いるマイナスギャップ馬(5)は、2着になった(7)の対角同枠馬で、その反動であるかのようにブルマンは山状に膨らみ、同枠馬の(6)も右端で断層を形成しています。

OZKOでは山や断層を重視しますが、同枠理論ではそれを補完するため、マイナスギャップや谷を確認することで、より自信を持って勝負できるようになるというわけです。

別のレースで、「これでもか」という例を見てみましょう。

●2019年11月24日 京都8R

2019年11月24日 京都8R

何でも1番の(9)を軸にしたくなりますよね。複勝ならいいけど、1.1倍は買えません(笑)

マイナスギャップと凹みの意味を知っている人であれば、このレースの軸は文句なく(5)だと断言できます。

(5)の同枠馬は(6)、対角同枠馬は(8)、並行同枠馬は(11)

いかがでしょうか。物の見事に3頭ともマイナスギャップです。また、(11)は大きく「谷」状にえぐれています。

以上のように、これぎん同枠理論をOZKOグラフに重ねると、見えづらいものも鮮明に見えるようになるのです。

このグラフの画像で、購入前の分析作業の際に、(5)をタテに太枠で囲んでいるのは、自信の軸馬という意味です。

オズラーなら(5)さえ分かれば、赤ハンへの馬券(3)ー(5)は、たやすい馬券ですね。

軸馬選びで、残っているのは、赤ハンの活用とグリーン馬と私が名付けている馬の選別方法です。

これについては、間も無く更新しますので、しばらくお待ちください。

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