2020年・春のG Iでは、大きな降着事件がありました。
そうです。高松宮記念。
1位入線の(11)クリノガウディーが、
4着に降着となり、馬券対象外になる残念な結果でした。
この時の私の馬券は、以下の通り。
OZKOのグラフはこのようなA2ーBCD的な形をしていました。
Aゾーンは、6と8に決めていましたので、相手というか、保険馬として同枠の3頭を選んでいました。
(6)ダノンスマッシュの保険馬としてシンガリ人気(5)ラブカンプー
(8)単勝シェアが抜けているグランアレグリアの保険馬として
(7)グルーヴィット、(11)クリノガウディー
クリノガウディーの斜行によって
枠連こそ6−8が4−8に変わりましたが、変わらなかったことがあります。
それは、馬連の決着が、端っこから(16)頭目と端っこから(11)頭目で決まったことです。
11−16 = 8−16
(11)の降着の代わりに突っ込んで来たのは、大外から数えて11頭目の(8)だったのです。
では繰り上がり3着は何だったでしょうか。
(16)のそばにぴったりつけていた(3)ダイアトニック
大外から数えて16頭目の(3)だったのです。
もう少し広げて見てみましょう。
たった0.4秒差、2馬身ほどの間に来た馬たちの帽子の色は、たった4色。
しかも、
(8)の保険馬、(11)、(17)、(7)3頭がズラリ。
(3)の保険馬も(12)、(4)、(16)
このレースは、8番目の馬
1から8つ数えると(8)
18から8つ数えると(11)
真ん中10から8つ数えると(17)
(8)包囲網だったのではないかといえます。
(11)の降着があっても(8)が突っ込む。
(16)の保険馬(3)が繰り上がる。
こんな芸当をやってのけるから、JRA所属騎手なのだと感心すること、ひとしお。
ゴール前激戦の高松宮記念を
保険馬たちのフォーメーションという目で、もう一度じっくりご覧ください。
2020高松宮記念 https://youtu.be/w8d3YhAx2QY